NYパスポートな日々

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カテゴリ:ニューヨーク( 13 )


2005年 10月 17日

ニューヨークという街

NYという街は不思議な街。


この街には色んな人が居て、
もちろん話す言葉も、肌も髪の色も、個性も色々で
ここまで違うと比べようが無い。


なので人は基本的に他人と自分との違いを気にしない。


それだけ違う中で目立つことはある意味「ひと苦労」なので、
これでもか、と言うぐらい自己主張する人も多いし、
完璧に我が道を行く、で好きなように自分をコーディネートしてる人も居る。


そしてそれを観察している私みたいな人も居る(笑)


それだけ色んな人が居ると、考え方も色々。
だから「言わなくても察してくれるだろう」なんてのは通用しない。
ちゃんと何をどう思っているのか口に出して言わなければ、
何も意見が無い、考えていないとさえ思われてしまうこともある。


色んな人や色んな考え方が多いけど、人は分かり易い考えに飛びつき易い。
お金があれば万事オッケー、ハッピー!みたいな考えがやっぱり主流なのかな。


でも日本という国を知っている私から見れば、
お金があるだけじゃ幸せになれないぜ、と思ってしまう。


日本は他の国に比べたら、みんなある程度のお金を持っていて、
とりあえず衣食住に困らない生活をしている。
こんなにみんなが恵まれているのは日本ぐらいかも知れない。


でも自殺がこんなに多い日本。
幸せって何だろう?て思ってしまう。


段階があるんだと思う。
食べるものに困らなくなって、ある程度の物に満たされて、
初めて心が満たされていないことに気付くんだと思う。


NYは豊かな人とそうじゃない人が極端で、
貧しい人はとりあえず毎日の暮らしのことで頭がいっぱいで、
心の満たしより、腹の満たしの方が先なのだ。


でも一部の人は心の幸せに対してとても感心があってあ、
ヨガが流行るのも、心と体にいいローフードが注目されているのも
そういう理由があるのかも知れない。


こういう街に居ると、何が普通で何が普通じゃないのかなんて
そういう基準が無いから、自分なりの幸せを考えるようになってくる。
自分は何をしたら幸せー♪て思うのかな?と考える。


だから自分が何をしたいのかが分かっていれば、
この街で暮らすことは本当に楽しいだろうし、
逆にそれが分からないと、自分を見失ってしまう場所だろう。


こっちに来て初めて日本がどれだけ特殊で変で、
かつ恵まれた国かと言うことが分かるだろう。


そしてこちらに来ると日本人のことも良く分かる。
その器用さ、不器用さ、純粋さ、ネガティブさ、考え深さ、
その特殊な国民性の素晴らしさが本当に良く分かると思う。
 
 
自分が何をやりたいのか分からない人は
一度NYに来て刺激を受けてみるといいかも知れない。


私が感じたNYは、そういう街なのです。
 
 

 
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by wisdomnyp2 | 2005-10-17 12:43 | ニューヨーク
2005年 09月 11日

祈り

 

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その場所に立つたびに
目を閉じる



ここには今も数多くの想いがあり
それは祈りと共に途絶えることがない


怒りは一瞬にして心を黒く染め
何もかも見えなくしてしまう
そしてその先には何も残らない



それは怒りではなく
悲しみより深く





触れることのできないその人を
想う気持ちを何と呼ぶのだろう


伝えられるはずだった言葉は
届くはずだった想いは
どこへ行くんだろう




そこには澄み切った空があった

誰かを愛しく想う心だけがあった



 
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by wisdomnyp2 | 2005-09-11 22:54 | ニューヨーク
2005年 05月 02日

未知との遭遇。

お久しぶりです!6月に向けて本格的なサイトリニューアル、7月の最新号発行に向け、最近は忙しい日々を送っています。何やかんやとスケジュールがいっぱいで、「今年はどんな一年になるかしらー♪」とほぼ日で買ったあの手帳に予定がびっしり。手帳を見るたび恐ろしくなる今日この頃です(汗)

c0065518_933225.jpgwebの作業はデザインと文章の両方の力が問われるので、毎日右脳と左脳がフル稼働。ちなみに私の場合、一応は右利きですが左も使います。例えば字は右で書くけど、マウスは左。携帯メールもメイクする時も左。お箸は基本的に右だけど左もオッケーという感じ。おかげで左右の脳が刺激されてるのかも。

そういえば、携帯電話がぶっ壊れました。外に居た時に急遽メールをしなければいけないことがあって、いつもだったら携帯からメールするんですがそれもできず(涙)仕方なく前々から気になっていた←コレ使ってみました。

公衆電話のようですがこの機械でインターネットができます。1ドル4分(うろ覚え)、正式名称不明。ハイテクっぽいのに受話器が黒電話ちっく。私は好きです(笑)公衆電話の横に「地味」にあるので知らない人も多いかも。使い心地はうーん、普通でしょうか。もちろん英語でしか入力できないのでご注意を。
 
 
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by wisdomnyp2 | 2005-05-02 20:31 | ニューヨーク
2005年 04月 25日

Will you marry me?

c0065518_4582731.jpg週末は友達の結婚式へ行って参りました!アメリカで結婚式に出席するのは初めて。お客さんが着るドレスの色は日本と同じで、白以外の派手過ぎないものが基本。デザインは私が着ていったこんな↓感じの袖無しのワンピースタイプが主流のようです。それに小さいバックとサンダルタイプのヒールを合わせて出来上がり。

小さくてキレイなホテルにたくさんの人が集まり、初めはホテルの前にある小さなお庭で誓いの儀式。結婚願望ってあんまり無いけれど、こういう神聖な儀式を見ていると「結婚てええねー」という気分になってしまいます。友達は私と同じ年ということもあって彼女の涙にちょっぴりもらい泣きしてしまいました(涙)アンジー、結婚おめでとー!

その後は広い会場に移動してパーティー(日本でいう披露宴みたいなもの?)が開始。新郎新婦の席の前には広いスペースと、その横にはなぜかDJブースらしきものが。はて?なにかしら?
 
 
c0065518_4592435.jpgテーブルについてゆっくり食事をするのかと思いきや、突然ノリノリの音楽が流れ始めそのままダンスタイムに突入!なるほどあのスペースはダンスフロアだったのね。メインディッシュが出て来るまでお客さんは踊りまくりで大盛り上がり、日本とはノリが全然違います。驚いたことに新婦、アンジーが一番パワフルで最初から最後まで踊ってました。素敵!(笑)

わたくし、ダンス経験はほとんどゼロ。けど周りにのせられて踊ってみたらこれがすっごく楽しい!最初から最後までほとんどノンストップで曲が流され、好きな曲がかかったら踊りに行って、それ以外は席で食事したり休憩したり、みんな思い思いにパーティーを楽しんでました。
 
 
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by wisdomnyp2 | 2005-04-25 15:58 | ニューヨーク
2005年 04月 17日

サクラサクラ その2

c0065518_859052.jpg今日のNYは本当にいいお天気です♪日中の気温は20℃ぐらいあって、日向を少し歩くだけで背中がジリジリ焼かれる感じgするほど。あ、あつい・・・(汗)街行く人はすっかり夏の装いで、マンハッタンを散歩していたら半袖やノースリーブで歩く人をたくさん見かけました。4月なんだけど本当に春なんでしょうか?

そんな中、先週のリベンジってことで今週もお花見へ。今日こそはと意気込んで向かった先にはちゃんと桜が咲いていました!おぉ!とは言え日本のようにわんさか咲いている訳ではなく、違った品種の桜がバラバラに植えてあるせいか、所々にぽつぽつと咲いているだけのように見える。あれ?

今まで気付かなかったけど日本は同じ品種がキレイに並べられてるせいか、一斉に咲いてキレイな桜が見れるようになっているみたい。いやー知らなかった。一斉に咲いて一斉に散る桜はやっぱり日本でしか見れないのかなぁ。
 
c0065518_8591949.jpg今回見に行った場所から少し離れたところに桜並木があって、そこは時期が来るとキレイな桜がずらーっと先並ぶようなんだけど、まだ時期が早かったようで咲いてませんでした。また来週。

その桜並木がどこにあるのか、そこに行ってみるまで分からなかったけど、日本人らしき人の後について行ったら見るけることができた。うーん、桜あるところに日本人あり。他にも日本人の人が何人かお花見しているようで家族連れの姿も見かけました。

日本の桜に比べたらちょっと物足りなかったけど、NYで桜が見れるとは思っていなかったからこうして見れるだけでも嬉しい。マンハッタンのビルをバックに桜が咲いているなんて不思議な景色。一年ぶりの桜との再会、ゆったりと楽しみました。 
 
  
 
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by wisdomnyp2 | 2005-04-17 20:03 | ニューヨーク
2005年 04月 12日

サクラサクラ

c0065518_1113559.jpg火曜は毎週恒例ミーティングの日。次の号の企画やら仕事の割り振りやらを毎週このミーティング色々話し合う。みんなで雑談まじりにワイワイ話している中から意外なアイディアが出て来ることもあるから面白い。今日は事前にひとりひとりが選んだ雑誌を囲んで、そこから次回に活かすデザイン、内容、企画などなどをみんなで話し合った。デザインなんかはweb作りにも活かせるし色々と勉強になります。ふむふむ。

最近NYはとっても暖かい。もうそろそろ厚手のコートは必要無くなるんじゃないかな。日本ではお花見が行われている時期だけど、実はNYにもちゃんと桜はあってセントラルパークの染井吉野はけっこう有名。マリコさんに教えてもらった花見の穴場がある。この前の週末はそこに行ってみたけど、残念ながらご覧のとおり桜はまだ咲いていなかった。たぶん次の週末ぐらいには咲いているのかな。
 

c0065518_1115222.jpg桜って好きだなぁ。自分の名前に桜の名前があることもあって昔から気になる花ではあるけれど、大人になるにつれて、年を経るにつれて、その魅力に取り憑かれつつある。あの白のような桃色のような、あの色は何と言ったらいいんだろう。桜の下には死体が埋まっていると言ったのは誰だっただろう。

普段は桜のことなどすっかり忘れてしまっているのに、春になると日本のあちらこちらでその花を咲かせ、誰もがその存在を思い出す。誰が待っていようと誰も待っていなくとも桜は花を咲かす、毎年同じように同じ場所。ただただ花を咲かすんだ。その潔さみたいなものに畏敬の念を持たずにはいられない。うーん、アイラブサクラ。

来週末はまた桜を観に行こう。NYの短い春を感じに行こう。
spring is in the air. 春がやってきました!
 
 
 

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by wisdomnyp2 | 2005-04-12 22:00 | ニューヨーク
2005年 04月 01日

誰も教えてくれないけど、やっぱり疑問なこと。

みなさんお久しぶりです。これだけ更新してなかったのに今みたらランキングが上がっててびっくり。うぅ・・・ありがとう御座います(涙)今日は近況報告も兼ねて久しぶりの更新といきたいと思いますっ!

c0065518_45312100.jpg今日のNYは生憎の雨模様。そんな天気だったけど課外授業でお出かけです。五番街に沿って向かったのはセントパトリック教会。五番街を挟んで、クリスマスツリーで有名なあのロックフェラーセンターの向かい側に立つアメリカ最大のカトリック教会で、基本的には誰でも入ることができる。中は天井が見上げるほど高く、ステンドグラスから入って来る外からの優しい光と、祭壇に並べられたたくさんの蝋燭が幻想的な雰囲気。

しかしいつも教会に来ると思うけど、こういう空間に居ると自分がすごく悪い人間みたいに感じる。それって私だけなのかな。キリスト教は色んな意味で美しい宗教で一点の曇りも無いような教義がある。だからこそ人はその美しさや純粋さに惹かれ、自分の中の醜さを少しでも清めようと教会に集うんだろう。

けど日常の中で宗教というものをほとんど意識しないで育ち(日本人の大半はいちおう神道が自分たちの宗教になるらしい)、神様・仏様に祈る時と言ったらお正月とか受験の時しかなかった典型的日本人の私にとって、キリスト教も教会も何となく綺麗すぎるのである。今の自分からあまりに遠すぎるせいなんだろうか。その点、神道や仏教は神様も悪さしたり人間を騙したりしていい加減だけど、まだ人間らしくて自分に近い。だから妙な親近感を覚えてしまう。

「悪いことをしちゃいけないよ」とか「人を恨んじゃいけないよ」とか、どの宗教もみんなまっとうな正しい教えを説いている。それはそれで尊いし大事な教えだけど、もっと具体的なことを教えて欲しいと思う。だって生きていれば悪いことをしちゃうことも人を恨むことも普通にある訳で、じゃあそういうことしちゃった時にどうすればいいのかな?

c0065518_4533146.jpg教会やお寺や神社や寺院に行って祈れば解決される訳も無いのに、誰もそれは教えてくれない。宗教の教えで言われていることは正しく完璧な人間の姿だけど、でもそれはあくまで目標であって、そこに辿り着くまでにはとんでもなく長い道のりがあるはず。でもそこに辿り着くまでの方法は誰も教えてくれない。
 
「誰しも完璧じゃないのに、人はそれを忘れて他人には完璧を求めるんだよね。それで勝手に期待したり、ガッカリしたりするの。自分だって完璧じゃないのにね」
  
むかしお世話になった先輩がいってた。「人間て勝手だよねーははは」と笑いながら仰ってたけど、いや、ずばりごもっともだと思う。結局人のことあーだこーだ言う資格なんて無いのかも知れない。だって完璧な人なんて居ないんだもん。「いつもお互い様の精神でいると楽だよ」ともその先輩は教えてくれた。迷惑かけるのもかけられるのもお互い様だから、そう思っていれば必要以上に怒ってイライラすることもないって訳か。ふむ。

そんなことを考えながら午後からオフィスへ。教会で自分がバッチイ人間に思えてちょっと凹んだけど、食い倒れ人形くんの笑顔に癒されました(笑)私も食い倒れくんのように清く明るく、あっけらかーんと生きたいもんです。

 
 
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by wisdomnyp2 | 2005-04-01 22:49 | ニューヨーク
2005年 03月 26日

チベットを訪ねる美術館

c0065518_23191096.jpgRubin Museum of Art (ルービン美術館)へ行って参りました。ここは昨年の10月にオープンしたばかりのNYで一番新しい美術館。館内には他では見られないたくさんのヒマラヤンアート(ヒマラヤ山脈の中に位置するチベット、そこで信仰されるチベット仏教の美術作品をヒマラヤンアートと言います。)がずらり並べられています。

ちょうど私が行った時間帯はちょうどヒマラヤンミュージックの生演奏が1階のフロアーで行われていて、それを聴きながらアートを鑑賞することができました。(土日の正午から閉館まではヒマラヤンミュージックの生演奏が行われているそうです)

6階まである各フロアーに絵や彫像などが飾られ落ち着いた雰囲気。ヒマラヤンアートはキリスト教の宗教画とは違い、少しコミカルな感じがする。たくさんの仏や鬼や人間が描かれていて、胡座を書いたり寝っころがったり、時には人間をからかっているように見えることもある。何とも人間臭くて面白い。
 
c0065518_2320693.gif仏教はキリスト教やイスラム教のように一神教じゃないし、神様と人間を別の存在と考えないところが大きな違いなのかも知れない。仏教では欲や怒りを昇華して成長していくことで、私たちもいつかは仏になれるという。また仏教は神を崇めて祈るんではなく主に瞑想することが重要だという。それは座って胡座をかかなくても、静かな部屋にこもらなくてもいい。もちろんそっちの方が集中できていいんだろうけど、ただボーッとしていても瞑想は瞑想だったりするという。

「敵は外ではなく自分の中に居る。まず自分を知り、正しなさい」

瞑想とは自分を見つめること。信仰に縛られるんじゃなく、ちゃんと自分で納得し、自分の意志で動いている感じがする。だから仏教を信仰している訳じゃないけどヒマラヤンアートや瞑想に惹かれるのかも知れない。とはいえ、結局大事なのは毎日の行い。どんな宗教を信仰していたって、身近にいる人にさえ優しくできければ何も意味が無いし、逆に何も信仰していなくたって、まっとうな行き方をしてればそれが一番だと思う。うむ。
 
 
c0065518_23202881.gifアートを見終わったあとは1階にあるカフェで休憩。各テーブルにはキャンドルが置かれ、アートを見て回って少し歩き疲れたところでゆっくりお茶ができるようになっています。メニューにはウーロン茶や少し変わったお茶もあり。美術館の入り口とは別にカフェの入り口があり、入館料を払わずカフェだけに入ることもできるので、お茶だけを楽しみに来るのもいいかも。

1階にはお土産屋さんもあり、私はヒマラヤに住むヤクという動物のぬいぐるみを購入。「I'm not a poodle.」と書かれたTシャツを着ている姿が愛らしい(笑)みなさんも美術館にお越しの際はヤクと触れ合ってみて下さい。美術館のサイトはこちら→ http://www.rmanyc.org/
 
 
 
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by wisdomnyp2 | 2005-03-26 23:18 | ニューヨーク
2005年 03月 22日

Life is beautiful!

「Brooklyn Bridge(ブルックリンブリッジ)の夜景はキレイですか?」

と質問を頂いたので昨日に引き続きBrooklyn Bridgeのお話。この橋は有名ですが夜は治安があまり良くないと言われているので、夜のBrooklyn Bridgeには行ったことない人は多いのかも知れません。大人数でいけばそれほど危なくないと思いますし、夜景も最高にキレイなので機会があればぜひどうぞ。今日はそんなBrooklyn Bridgeの夜景のお話。

c0065518_8571159.jpg今の語学学校で仲良くなった台湾人のスーちゃん。今は彼女と違うクラスになってしまったけど今でもたまに会って話をする仲良しの友達。台湾の人は他のアジア人種の中でも特に雰囲気が日本人に近いけど、彼女は日本語を勉強したことや日本で働いたこともあって、特に日本人に馴染みのある、柔らかい雰囲気を持っている。

ある時、彼女がしきりに「What 's your "the"?」と聞くので「?」と思っていたら紙に漢字で「座」と書いてくれた。なるほど「the」は「座」、星座のことね(笑)台湾の人は漢字が書けるからこうやって意思の疎通を取ることもできて、おもしろい。それによると彼女は水瓶座らしい。私と同じ風の星座だ。「So we love freedom?」「Yeah!」そうそう、風の星座は自由を愛する星座なんだよね。ふふふ。

そんなスーちゃんと同じクラスに居たのは去年の11月頃のこと。私の行っている学校は隔週の金曜日に課外授業があり、学校を飛び出してマンハッタンの色んな所に行く。その日の課外授業はいつもより早い時間に終わりセントラルパークの側で解散。時間はまだ夕方4時を過ぎたぐらいだったから急遽スーちゃんと二人でBrooklyn Bridgeへ行くことにした。本当はその日の課外授業でBrooklyn Bridgeに行きたかったんだけど、多数決で負けて行けなかったのを覚えていてくれた彼女が、行こうと誘ってくれたのだ。いまいち場所を把握していなかったけど近くまで地下鉄で行って、そこから歩くこと30分。ちょっと歩き疲れてきた頃、橋に到着。その頃にはすでに日が傾きあたりは暗くなっていた。

c0065518_857309.jpg橋の中央に近づくにつれて空が遠くまで見えてくる。それと同じスピードで空が夕暮れのオレンジから夜の色へグラデーションのように変わっていく。ちょうど日が暮れる頃に着いたこともあって、その光景は本当にキレイだった。振り返るとマンハッタンのビルが光を灯して立っていた。これぞマンハッタン!という夜景に圧倒されてしまう。夏の暑い空の下、ここから眺めた景色も最高だったけど、秋の夜空の下でライトアップされたマンハッタンを眺めるのもいいね。

しかし、今さらだけど何で自分がニューヨークにいるのか不思議だ。スーちゃんにそう話したら笑われてしまった。だって不思議なんだもん。これといってお金がある家に生まれた訳でもなく、これといって頭がいい訳でもなく、大きな夢がある訳でも無かったから一生日本で暮らすと思っていた。なのに、こうして日本を遠く離れたこの地で、こんな景色を眺めてる。
 
 
「 Life is wonderful, right?」
 
  
スーちゃんがつぶやく。そう、まさにそんな感じ。本当に予測がつかない。だからこそ大変、だけど面白い。毎日が挑戦と発見と勉強の連続だ。日本を飛び出してみたら、自分の知っている世界なんて本当に小さくて世界はもっともっと大きいんだって知った。色んな人が色んなところで、毎日頑張って暮らしているんだって知った。みんな頑張って生きてるんだもの、みんなが幸せだったらいいのにな。
 
  
「・・・Life is so beautiful.」
「That's right」

 
 
キレイな夜景に思わず呟いてしまう。最初この街に来たとき、日本よりもずっと汚くて治安が悪くて、なぜこんなにたくさんの人がこの地を目指しやってくるの全然分からなかった。けど今は何となくだけど分かるような気がする。嫌なことがあると嫌いになることもあるけど、こうやって景色を眺めてるとニューヨークっていいな、て思う。そんな不思議な街。明日はどこにいるんだろう。来年の今頃はどこにいるんだろう。願わくばまたスーちゃんと二人でこの景色を見たいな。

風が強く寒かったけど欄干にほお杖をついて、しばらくぼんやり景色を眺めていた。風がスモッグを吹き飛ばしてくれたせいか、その日の夜空は一段とキレイだった。
 

  
 
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by wisdomnyp2 | 2005-03-22 18:55 | ニューヨーク
2005年 03月 21日

Brooklyn Bridgeにて

c0065518_4475258.jpg私の大好きなBrooklyn Bridge(ブルックリンブリッジ)。ここは大好きな場所でもあり、また思い出の場所でもあります。

みんなが知っているマンハッタンは「マンハッタン島」と呼ばれ、実は四方を水路に囲まれた小さな島。そのため外からマンハッタンに入るには必ずどこかの橋を渡ります。そしてマンハッタンのすぐ南東に位置するのがブルックリンで、そのブルックリンとマンハッタンをつなぐのがこのBrooklyn Bridge。マンハッタンは高い建物が多く建ち並んでいるせいかその中にいると意外にマンハッタン全体を見渡すことは難しいけど、この橋はマンハッタンの端の方に位置しているためそこからだとビル群を眺めることができます。

緑ラインの地下鉄をBrooklyn Bridgeで降りて歩くこと5分、すぐに大きな橋が見えてくるとそこがBrooklyn Bridge。私がこの写真を撮ったのは去年の夏。この橋を渡るのがその時が初めてだったけど天気も良く橋の上からの眺めは最高だった。青い空に白い雲、その中をまっすぐに大きな大きな橋が伸びている、まるで絵に描いたような景色。ここはNYでもなく、どこでもなく、不思議な世界にいるような気分。振り返ると後ろにはどこかで見たあのマンハッタンのビル群があって「自分はNYに居るんだなぁ」とその時改めて思ったのを良く覚えています。
 
c0065518_4483121.jpg橋を渡り終えるとそこはブルックリン。少し歩くと小さなデリがあってそこでサンドイッチを買って近くのBrooklyn Heights Promenade(ブルックリンハイツプロムナード)でランチ。そこから対岸に見えるマンハッタンを眺めながら食べたサンドイッチはすごく美味しかった。ブルックリンはマンハッタンほど観光客も居ないし、特にこのBrooklyn Heights Promenadeは落ち着いた雰囲気なのでたまに行くんだけど、ここからのマンハッタンの眺めが大好き。

この写真を見ると楽しい思い出だけじゃなくて色んなことを思い出します。これを撮った去年の夏はまだNYに来たばかりで、まだ色んなことが不安な時期でした。ニューヨークに来て住んでみて色んなことがありました。言葉が通じないかも知れない、と思いお店に入れなかったこと。言いたいことがうまく伝わらなくて疲れたり、悔しかったこと。不安、孤独、何で私はココにいるんだろう?そう思って泣いたり落ち込んだりしたこともありました。

でも何より辛いと思ったのは「当たり前のことができない」という事実。こっちに来て最初の頃は英語が話せる友達がいたから日常生活で困ることはなかったけど、なぜかストレスを感じていた自分。働く必要が無いいしただ英語を勉強していればいのに何でこんなにストレスが溜まるんだろう?たぶんそれは私にとっては自由な生活ではなかったからなんだと思う。
 
c0065518_4501399.jpg自分のことは自分でやりたい!気がついたらそう望む自分がいました。それは何でもかんでも自分でやって、人には頼らないということじゃなくて自分でできることは自分でやりたいということ。どんなに忙しい生活でも自分で選んだものならば満足だし、貧しくても自分の生活を自分で選んで決めていけるものならば、私にとってそれが「自由な生活」。いくら物やお金や時間に満たされていたとしてもどんな生活にするか選べない。しかもそれが自分の選んだ生活じゃなければ、やっぱりそれは「不自由な生活」。辛くたって自分で選んだことならば、私にとってそれこそが自由。心の自由が一番なんだと、その時に初めて分かりました。

じゃあこの状況を改善するにはどうすればいいのか?それにはやっぱり言葉の壁を取り払わなければならない。結局そこに戻って行く。でも英語は自分次第で何とかなるし勉強なら今の私にも選択権がある。勉強方法は自分で選べる。

私はまだスタートラインにも立っていない。言葉のことも、色々なこと、当たり前のことができていない。だからまだやりたいことも見えてこないし、アメリカの本当の姿も全然見えていない。今は自分の力を蓄える時期。やっとそれが分かってきた。だから焦っても仕方ない。いつだってそう、今は今やれることを頑張るしかない。

「自分のできることを一生懸命に、だよ」

迷ったとき焦ったときは深呼吸。そしてこの言葉を思い出す。日本で働いてた時、入社して一番に仕事を教えてくれた、大事なことを教えてくれた先輩。あの人の言葉が胸にあって、今も私を支えている。暑い暑い夏の日、初めてマンハッタンを対岸から眺めたあの日は忘れられない思い出です。
 
 

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by wisdomnyp2 | 2005-03-21 14:46 | ニューヨーク